MotionBuilder(新規)

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特長

MotionBuilder
MotionBuilderは3Dキャラクタアニメーション制作に特化したソフトウェアで、高度で自然なアニメーションを簡単に再現することができます。また、MotionBuilderの革新的な機能により、従来であれば膨大な時間がかかっていた作業時間を大幅に削減する事が可能です。
リアルタイムプレビュー/再生機能
MotionBuilderは革新的なリアルタイムソフトウェアアーキテクチャで構成されており、シーンのレンダリングを待たずにリアルタイムで再生できるので、アニメーションをファイナルフォームに仕上げるまで迅速に作業を進めることができます。ここが他の3Dアニメーションオーサリングソフトウェアとの大きな違いです。またアニメーショントラック、オーディオ、ビデオを正確なタイミングで再生することができ、リアルタイムジョグ再生も簡単に行えます。
フルボディIK/FKリグ
人体工学を基にしたフルボディIK/FKリグにより、標準的なIKではできなかった、人間と同じような(手を引っ張れば体が動くように)動きを設定することができます。MotionBuilderの業界をリードするキャラクターツールは、この他にも、複数の首の骨や指の節骨を持つ四足キャラクター、強靭なポーズエディタ、進化したショルダーコントロール、 足、つま先、手、指のフロアコンタクトテクノロジーを使用することが可能です。
オートマチックリグ機能
オートマチックリグ機能により、リグ生成からキャラクターボディ・フェイスマッピング等、専門的な知識と膨大な時間を要していたリグ組み作業が大幅に軽減されます。この機能は非常にシンプルであり、専門の知識がなくても自由度の高いリグが設定できます。
リターゲティング機能
キャラクターモーションを再利用したり、キャラクタースケールの違いを自動で修正しモデル構成の土台を作成することで、制作時間を大幅に削減できます。
フェイシャルアニメーション機能
ストーリータイムラインを使うことにより、柔軟なアニメーション編集が可能になります。独立したショットトラックはプロデューサー、FXディレクターやアーティストがカメラショットのタイミングをアニメーションタイムラインから切り離して作業できるように設計されており、タイムディスコンティニュイティで指定したカットをリピートさせて、簡単にダブルアクションを制作する等の柔軟性を提供します。ショットトラックはストーリーボード、アニマティクス、ファイナルエディットに最適で、今までになかった使いやすさと柔軟性を提供します。
FBXファイルフォーマット
MotionBuilderはMaya、3ds Max、Softimage、LightWave他多数のプロダクトをサポートしている、Autodesk社のFBXを使用しています。オブェクト、アニメーション、テクスチャ、カメラ、ライト、モーション、スケルトン、3Dシーンファイル全体まで簡単にインポート/エクスポートでき、既存の3Dアセットやソフトウェアと連携して使用することが可能です。また、ファイナルレンダー用にお使いの3Dソフトウェアにエクスポートできますし、MotionBuilderのフォトリアリスティックリアルタイムレンダーエンジンをファイナルアウトプットに使用することも可能です。キャラクター、背景セット、テクスチャ、モーション等がクリップアートライブラリとして用意されていますので、簡単に始めることが可能です。
モーションキャプチャデータの編集
Actor(ダミーモデル)を用いたモーションキャプチャデータの編集が可能です。どのモーションキャプチャデータでも正確に人体構造を再現でき、プレビューしながらの編集が可能です。
光学データの再構築
光学式モーションキャプチャシステムで作成されたポイントの移動データを再構築し、光学モーションキャプチャ特有の問題を簡単に修正できます。
マルチテイク
マルチテイクにより、効率的にモーション編集ができ、MotionBlendを使用する事でテイク間のアニメーション移行をスムーズに行うことが可能になります。同じキャラクタが持つ複数のテイクをブレンドして新しいテイクを作成できます。同じテイクのセクション同士をブレンドしてアニメーションサイクルを作成し、後で使用することもできます。ブレンドする時、テイクのタイミングを変更することもできます。この機能を使うことにより、異なるテイク間で 動きの速度を一致させられます。
アニメーショントリガー機能
アニメーショントリガー機能を使うと、モーションクリップ間の移行のテストを簡単に行えます。例えば、ビデオゲームのデザイナーは、プレーヤーが実行するさまざまなアクションやモーションクリップを、キーボードやジョイスティックを使って簡単にテストできます。
SDK(Open Reality)
Open RealityはMotionBuilderのプラグイン開発キットです。SDKを使用すると、デバイス、コンストレイン、マニピュレータ、インポータ、エクスポータ、オペレータ、およびMotionBuilder のリアルタイムアーキテクチャを利用するすべてのインタラクティブなツールを作成できます。

MotionBuilder 2024 新機能

MotionBuilder 2024では、最新のPython出力メッセージを表示する新しいツール、Character ControlsウィンドウのSymmetry Editステータスの新しいアイコン、Schematicボックスを移動するときの元に戻す、およびやり直しのサポート、その他の多くの役に立つワークフローの機能が強化されています。
Filtering ボックス:Assign Sources to Destinations
MotionBuilder 2024のAssign Sources to Destinations オプションに、新しい検索機能が追加されました。
Storyウィンドウ(メニューバーからWindow > Storyを選択)のタイムラインでクリップを右クリックし、Assign Sources to Destinationsを選択して、クリップ内のソースをフィルタできるようになりました。これは、クリップに多数のオブジェクトが含まれている場合に特に便利です。
Filtering ボックス:Assign Sources to Destinations
Symmetry Editの新しいアイコン:Character Controlsパネル
シンメトリの機能(移動、回転、スケーリング)を、Character Controlsウィンドウの新しいアイコンを使用して表示できるようになりました。
シンメトリの機能には、これまでどおりCharacter ControlsウィンドウからEdit > Actorを選択しても表示できますが、ウィンドウのインタフェースに直接表示される新しいアイコンから簡単に選択できます。
Symmetry Editの新しいアイコン:Character Controlsパネル
Action Panel Shot Clipsを折りたたむ/展開する
Storyウィンドウの新しいActionパネルのショットスタックは、インタフェースの左側に最近追加されたドロップダウン矢印を使用して、単一の行に折りたたむことができます。この更新により、インタフェースのスペースを節約しながら、必要に応じて自由にスタックを開いたり閉じたりすることができるようになりました。
Action Panel Shot Clipsを折りたたむ/展開する
Motion File ExportからFBXを書き出す際のFrame Rateの設定
Motion File ExportからFBXを書き出す場合に、2つの新しい列が使用できるようになりました。
Frame RateとCustom列です。この新しい列を使用すると、FBXをアニメーションとして書き出す場合に、Motion File Export設定から簡単にフレームレートを設定できます。
Motion File ExportからFBXを書き出す際のFrame Rateの設定

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